ドラムンしゃもじ

   
やー、先週末のTAICOCLUBは晴天に恵まれて実に楽しかった!

友人が持ってきてくれたテントのキャパが余裕たっぷりで快適だったし、置いておいたキャンドルの火がまったく消えないくらい風もなかったし、なぜかウチらのおとなりが髭(シークレット・アクトかと思ったら、本当にフツーに客だった)のメンバーだったりして、幸先よいスタート。

が、先週からぐわんぐわんにこじらせていた風邪が長引いたお陰で、行きの車中で喉頭が完全にご臨終。お祭りなのにウィスパー・ヴォイスでしか喋れないという悲惨な状況に。意思疎通が出来ないのってつらいです。手話を習得したくなりました。

それはさておき、ライヴはZAZEN BOYZから観たけど、めちゃくちゃ良かったー。ラストに“RIFF MAN”もやってくれたし、和製ツェッペリンかくありなん。相変わらず、カシオメンはおんなじ半袖の柄シャツでしたが。ツジコさんは完全にスルーして、WEGではじめて2ndステージの「野外音楽堂」へ。雰囲気はこっちの方が断然好きです。ツイン・ドラムで情報量過多な曲展開ながら、満月と星空の下にはぴったりマッチ。SISと卓球先生をBGMに休憩しつつ、SPECIAL OTHERSのために再び音楽堂へ登坂。おそらく、今回トップクラスの集客力&盛り上がり。

が、ここに来てカラダのコンディションが超最悪な状態に。咳し過ぎで涙と何かが出てしまいそうだったので、JELもThemselves(もったいなすぎた・・・orz)も捨てて下界へ避難。アルコールと同じく、¥500という糞ボッタクリ価格のヴォルビックでドラッグ(普通の処方箋)を流し込み、スクエアプッシャーだけは最善の体調で最前で挑みたかったので、ケータイのアラームを登場時間30分前に合わせテントで仮眠。ばっちり回復しました(ノド以外)。

で、ホントに30分前から最前かぶりついて味わったハゲ気味プッシャー。凄まじすぎました。変態すぎました。最高すぎました。間違い無く本年度圧倒的ベスト・オブ・ライヴ。チープでやや「ワイプ・アウト」な感じのVJもなかなか良かった。『Just a souvenir』の曲はやっぱり生ドラム入れるのかな? と踏んでいたらホントにいくつかの楽曲ではサポートのドラマー(これまたハゲ)が参加していたのだけど、その破格のテクニックと手数が半端じゃないし冗談じゃない。もちろんトム様の指先も絶好調で、オーディエンスを煽る煽る。ていうか、もはや右手の動きがスゴいを通り超してキモい(笑)

打ち込みと生演奏を巧みに組み合わせ、新旧織り交ぜたセット・リストで最後まで沸かしてくれたハゲ改めネ申2人に、最大限の賛辞と祝福を。「新世代ドラムンベース」で名を馳せている最近のペンデュラムとかケミスツとか、もうガキの遊びにしか聞こえなくなってしまいそうな圧巻の1時間半でした。<WARP 20>での再来日、期待しています。惜しむらくは、隣の赤いリボンの女が何故か終始しゃもじを握っていたこと(謎)。一瞬、幻覚かと思い「あのヤブ医者め! タミフル処方しやがったか!」と悪態をついたものの、どうやらリアルにしゃもじだったよ。しかも、米がくっつきにくいツブツブ仕様。Whyなぜに??

ほとんど放心状態だったので、ヴィラロボスもDE DE MOUSEもグダグダに鑑賞。その後、2度目の仮眠で前半30分を見事に見逃したMATMOSを堪能し、声がまったく出せない僕に馴れ馴れしく「大丈夫! ソウルで繋がってるよ♪」なんて名台詞を浴びせてきた見知らぬ若僧(絶対年下)に殺意を抱きつつも、TAICOCLUB'09は終了。

仕事関係の人とニアミスしていたらしく邂逅クラブだったり、ドラッグ(普通の処方箋)でサイコクラブになったり、帰宅時の大渋滞で死にかけてイタコクラブになりそうだったり、参加メンバーに「タッキー」というあだ名の奴がいて怪奇倶楽部だったりもしましたが、無事に帰路に着きました。海BIG BEACH FES.)の方はどうだったんでしょうか? 何はともあれ、お疲れさまでした! いよいよ来月は苗場です。

気になるお写真はコチラ

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