時には興せよ

日の某イベントにて中古CDを¥100で何枚か買ってからというもの、数年ぶりにジャミロクワイにハマっています。こう改めて聴いてみると、誰もが耳にしたことがあるはずのシングル・ヒット曲以外も、激キャッチーで濃厚でクオリティー高し。

思えば、視聴者に鮮烈な印象を残したジョナサン・グレイザー監督の、“Virtual Insanity”のビデオが流行した10数年前というのは、テレビも雑誌も今より積極的に、というか分け隔てなく海外の音楽を紹介していたような気がする。今や音楽番組でもなんでもない『HEY!HEY!HEY!』なんて、ゴールデンの時間帯に「洋楽ランキング」のコーナーも持ってたぐらいだし、チャンプとしてマライア・キャリーやホイットニー・ヒューストンが出演したり、オープニング・ナレーションをプリンス殿下にやらしていたりして、現在の『Mステ』よりもよっぽど前衛的なブッキングを敢行していたと思う。先述の“Virtual Insanity”や、当時ノエル兄貴が一時脱退したりして一悶着あった、眉毛兄弟の“Go Let It Out”のビデオがやたら記憶に残っているのは、このランキングで何週も連続で1位を飾っていたからに違いない。アーティストのちょっとした小ネタも盛り込まれていたしね、いい時代でした。この辺り研究の余地ありそうなんで、近々まとめてみたいと思っている今日このごろ。

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