FRF'09【7.23thu 出発~前夜祭】ちゃ~た~くんとテントでブロークバック・マウンテン 編

6月の<タイコクラブ>における、周囲のクルマから嫉妬と羨望の眼差しを一身に集めた、視線罰ドライバーとしての勇姿も記憶に新しい、さ~た~くんオーガナイズによる快適・格安バスツアーで、卑猥なカタチの新宿モード学園前から苗場スキー場までひとっ飛び。参加メンバーに上下デニム、全身タトゥー、カーリーヘアと髭フェイスというベンジーにクリソツな男性がいて、「Saturday night おまえを乗・せ・て・る~♫」と、乗せてもらっているのにそう言わんばかりのオーラに一同たじろぐ。リストバンド交換後、脱兎の如くキャンプサイトへと駆け込むも、やはり平地はすでにほとんどが占拠されてしまっている。一部、あまりにもエグい場所取りをしているクズどもがいたので、すべてのペグを、もち豚の串に差し替えてやろうかと思ったぐらいだ。小雨が降りしきる中、以前よりも慣れた手つきでテント設営が完了。しばしの休憩後、いざ前夜祭へ。もはや盆踊りや大食いバトルやお楽しみ抽選会よりも恒例となっている、「五平餅」の海苔醤油に舌鼓。うめー。店員のお姉ちゃんが今年も変わっていなくて一安心。雨が強くなってきたので花火は無いだろーと、タカをくくって<レッド・マーキー>に入った途端、怒号のような歓声と爆発音。し、しまった…。

気を取り直して本年度一発目のライヴは、ここから<フジ>閉幕後の新宿でのインストア・ライヴまで、最多出演を果たすことになる、レーヴェンのお披露目。苗場でしかありえないこの歓迎ムード。フラフープなんかも飛び出したりして超楽しい。続いてお馴染みのDJ MAMEZUKAによるベースメント・ジャックスの“グッド・ラック”を流し聞きしつつ、ライブ2番手はインスペクター・クルーゾ。ジョン・フルシアンテmeets葉加瀬太郎なルックスのG&Voがやばすぎ。超高音のファルセットから、ヘビメタばりのデス・ヴォイスまで、振り幅自在の声域とギター・リフが最高でした。合い言葉は、「Fuck the Bass Player!!!」。その後は、<グリーン>まで足を伸ばすもオウェイシスがリハなんぞやってるわけもなく、友人と落ち合うため一旦テントへ。が、勢いを増す大雨と睡眠不足にやられ、後半のAFRAとエボニー・ボーンズが気になりつつもご臨終。その後はご存知の通り、映画『剣岳』級の強風&豪雨でろくに眠ることすらできず、朝からせっせとテントの中の水分を排除。しかしここで神降臨。フジの大先輩N村様からの「場内1に停めたクルマ自由に使っていいよー」という、鶴のひとこえに甘えて、奈良のおばちゃんに急かされたわけでもないのにとっとと引っ越し! を図る俺。いくらか手伝った&新メンバー合流という事情を考慮しても、ちゃ~た~くんは少しイラッとしたはずだ(スマヌ)。それにしても、『彼岸島』の洞穴ぐらい超助かった!

つづく

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