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「サマソニでは雨は降らない。濡れな
い」というジンクスが思いっきりぶち破られた初日の金曜日。初の3日間開催で失敗は許されないゆえか、平日だというのに嫌がらせの如く豪華メンツをねじ込んできたので、必殺の夏休みを1日消化させて頂きましたよ。とはいえ、ウキウキの<フジロック>とは違い足取りは重く。誰かが「サマソニは“フェス”じゃなくて“スタンプラリー”だよ」と発言していたのだが、言い得て妙だと思う。充分通える距離なんで、連日、ホテルも漫喫もキャンプ・エリアも使用せず自宅から海浜幕張まで3往復したわけですが、疲労感がハンパじゃないっす・・・。それじゃあ、張り切ってレジュメしていくんだぜ(アーティスト名の配色が各ステージのカラー)。
Red Light Company
超高額な通し券を買ってやってるというのに、「リストバンド引き換えがマリンのみ」というファックな高待遇のお陰で、オープニング・アクトのボウディーズには当然間に合わず。まだ観たいアクトがいないとはいえ、1発目から微妙なバンドだなー。
School Of Seven Bells
美人姉妹シリーズその1。音が悪すぎて、あの幽玄なハーモニーは一切拝聴できませんでした。もちろん、前の方でその美貌は拝みましたけどね。<メタモ>でプレフューズ73と共演してくれたら良かったのに。というか、そろそろ<ソニック・ステージ>にもスクリーン設置しておくれー。
The Big Pink
音楽はもちろん、ヘア・スタイルもファッションもステージ構成も、徹底的な「美学」に拘り抜かれていました。ジザメリにエレクトニックな要素をプラスして、今風にした感じ。
Kyte
紛れもない「シガーロス・チルドレン」。去年親の方を観ているだけに、いまいち。
Girl Talk
<マウンテン・ステージ>のケイティ・ペリーが急遽キャンセルということで、渋々覗きに行ってみたものの、これが超楽しい。のっけからステージには現地調達のダンサーが数十名踊り狂い、グレッグ本人も機材の上に乗っかって煽りまくり。MJからオフスプからレッチリからラモーンズまでなんでもかんでもマッシュアップして、えげつないほどに盛り上げてくれました。
65daysofstatic
実は初見なのだが、日本での評価って過剰すぎないか? 良くも悪くも「モグワイの短縮版」といった音楽性で、特に惹かれるものはなし。
Phoenix
大本命のジェニーちゃんは・・・単独公演まで取っておくことにして、フレンチ・ロックのフェニックスへ。流石に巧いなー。なんでも、翌日の大阪はメンバーの体調不良により1曲でキャンセルとなってしまったようだが、後々のカサビアンといい、ホルモンといい、<マウンテン>には新型ウィルスが蔓延していたのでは・・・みんな大丈夫か? かつてはスタッフ弁当で大量の食中毒被害を出した同フェス、出演者にまで危害が及ぶようでは、存続も危ないのでは。
Mercury Rev
バックのシアトリカルな映像といい、美声コーラスワークといい、楽曲の再現度と構成力が完璧過ぎ。ちょっと眠かったけど、“The Dark is Rising”の壮大なオーケストレーションは舌を巻くほど素晴らしかった。
Datarock
実は、3年以上前に某クラブ・イベントのゲストとして来日したステージを観ているが、満を持してサマソニに登場。お馴染みの赤ジャージで暴れまくっていて、楽しそう。
Nine Inch Nails
<ソニック>のミューは完全に捨てて、本日絶対に見逃せないNINのためにいざマリンへ。「トリのマイケミを喰ってやるかんね